2000年3月から毎日使ってきたMDX-C5300。 MDのリードエラーになったこともなく、絶好調!と思っていたのですが、甘かったようです。 ある日、突然一切の操作が出来なくなってしまいました。 CPUというか、ファーム関係のフリーズを疑い、リセットしたり、バッテリー線を外したりしたのですが、ダメ。 たまーに、操作できたり、すぐできなくなったり…。 『音楽のない車内もたまにはいいものだ』なんて思ったりもしたのですが、それも一瞬だけで、耳に届いてくるのは心地よいマフラーの響き、というよりは、あちこちからのキシミ音ばかり。1週間もするとさすがにうんざり…。 こうなると、いてもたってもいられなくなって、前から欲しかったMP3/WMA対応のCDレシーバーに狙いを定めたのでした。 機種選定にあたっての条件は、以下の通りです。
カタログや、メーカーのWebサイトで情報収集をしたのですが、なかなか、コレ!という機種が見つかりませんでした。 ナビとの接続(MUTE)のことを考えると、一番無難なのはPanasonic製なのですが、どうしても気に入りませんでした。
さんざん迷った挙句に決めたのは、carrozzeriaのDEH-P077。
この価格帯で、ID3タグの漢字表示にも対応しているし、fASLとかBBEとか、ソソる機能を積んでいるのが決め手となりました。
ナビとのMUTE接続も、どこかのWebサイトで、Panasonic−carrozzeriaのMUTE接続可能という記事を見つけ、もう、何も引き止める要素はありません。
で、さっそく価格調査です。
価格.comで見ると、3万円を切る値段でゴロゴロとあるようです。
普通のお店の店頭で3万円台前半だったら即決!と心に決め、前回MDX-C5300を買ったお店に行ったのですが、値札は27,800円。
もちろん店員さんに交渉してみたのですが、ネット通販とは勝負にならないみたいで…。
もう、ネット通販に決定です。
ネット・ショップ選びでも迷ったのですが、楽天で最安値(価格.comより安かった)を付けていた、
カー用品卸問屋 NF
に決定しました!(ちなみに、
DEH-P077の商品ページはこちら)
心配事が一つありました。 宅配便の伝票番号を連絡してくれるショップは多々ありますが、ヤマト運輸の『お届け通知サービス』は初めてでした。 配達時間の変更とか、配達状況の確認とかもURLリンク一発で便利ですな! というか、この在庫確保〜出荷のスピードは感動モノでした。久々にお気に入りショップができました。 さてさて、前置きが長くなりましたが、モノは無事に到着しました。
CD-RB10は、外部機器のRCA出力音声をIP-BUS経由で入力する場合に必要な部品です。 今回、PanasonicのTV(VM70W)の音声を、ぜひともRCAでメインユニットに接続したいと考えていました。今まではFM飛ばしだったので、チリチリノイズが結構乗っていたのです。メインユニットと一緒に注文できました。 交換は、その週末に行いました。
取り付けキットを使って簡単に取り付けたMDX-C5300ですが、取り外しも簡単。 配線コネクター・背面の固定ビス・フロントの化粧カバーを外し、フロントの取付金具の爪を押し込めば、手前に引き抜けるようになります。 そして、今回、64kbpsのWMAであれば、CD 1枚にアルバムが20枚分は収まるだろう、ということで、CDチェンジャーは潔く撤去しちゃいました。
メインユニット付属の配線コネクターと、取り付けキットの変換コネクターを接続します。 MDX-C5300のときと基本は一緒です。
とまぁ、沢山あるように思えてしまいますが、基本的にJEITAコードカラーなので、色を合わせていけば間違えようがありません。(ちなみに、2000年11月にEIAJとJEIDAが合併してJEITAになったみたいですね。) そして、MUTEの接続ですが、carrozzeriaのメインユニット側は平型のオスなので、それに合わせて端子の付け替えを行い、接続しました。
CD-RB10はこういうモノです。 これら配線関係の準備ができたら、本体の取り付けです。
メインユニット本体の左右・背面にMDX-C5300から取付金具を移植します。
右の写真の黒い四角部分に配線コネクターが、そして、その右の青い部分にCD-RB10のコネクターが接続されます。
あとは、インパネ前から押し込みつつ、全ての配線を接続します。
背面の取付金具をネジ止めし、フロントの化粧パネルも装着し、交換完了となりました。
写真は、前の晩に遅くまでかかって焼いた、WMAアルバム24枚入りのCDを視聴しているところです。
64kbpsのWMAなのですが、ポータブルプレーヤー(SANYO Diply)で聞くのに較べ、全然解像度が高い感じです。
周囲の騒音に合わせて音量調整してくれる機能ですが、大変重宝してます。
カードタイプのが付属していますが、まず使わないですね…。
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