| 1DIN MDの取付 |
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| 2000年3月、1DIN MDを取り付けました。 純正オプションのPIONEERカセットステレオも7年経過すると調子悪く、ギャップで車が跳ねるとオートリバースを延々と繰り返したり、イルミネーションが切れてしまったり、という状態になってました。 今度はMDがいいなぁ・・・と思うこと半年、近所のディスカウントストアで、1DIN MD \24,800という広告を見つけ、とりあえず物色に。 \24,800のは見当たらなかったけど、手ごろな価格のKENWOODとSONYの1DIN MDがあったので、チェック開始。 JA11には奥行き155mm程度のカーステじゃないと厳しいんだよなぁ・・・と、指を尺とり虫のようにして、だいたいの寸法を測っていると、『だいたい150mm位ですよ』と店員に捕まってしまったのですが、いろいろ話しをしているうちに、店員も2stジムニーに乗っていたことがあることが判明。 話が合ってしまって・・・結局、\24,800のは完売とのことだったのですが、\29,800の値段が付いているSONYのMDX-C5300を\24,800にしてくれたので即決。 Jimny乗りだから、悪いことは言わないでしょう。 休日は引越しで忙しかったので、会社の休み時間に取り付けを敢行しました。 |
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- 取り付け
- 用意するもの
- 接続キット
- 取り付け情報
- 工具
- 古いオーディオの取り外し
- コンソールへの取付金具の装着
- オーディオへの取付金具の装着
- 配線
- オーディオの装着
- おまけ 〜Panasonicナビとのミュート信号接続
- インプレッション
- MDって
- 音飛び
- ディスプレイ
- 電子ボリューム
- サイズ
まず、お約束ですが、バッテリーのマイナス端子を外しておきましょう。
接続キットといっても、単に変換コネクターのみとか、本体やスピーカーの取り付け金具もセットになってるやつとかいろいろあります。今回は、後者を使いました。車外品のオーディオが既についているのであれば、変換コネクターだけでもあれば作業が楽です。
接続キットを用意するのであれば、その説明書に車種毎の取り付け方法が説明されているのですが、そうでない場合には、SONYのサイトから、車種別のフィッティング情報をPDFファイルとして取り出せるので、用意すると便利です。
ちなみに、JA11のデータはなかったので、『JB31シエラ』のものを入手しました。
ドライバー、カッターナイフ。
他に、配線キットを使わないのであれば、電工ペンチとギボシ端子セットがあると良いでしょう。
今まで使ってたのは、純正オプションのPIONEER製1DINカセットデッキ。取り外すには、オーディオ前面の化粧パネルをこじって外し、オーディオ側面の金具を内側に押し込みながら引き出すだけです。
配線は、本体を少し引き出してから外すと楽です。オーディオと車体は、4Pコネクター、3Pコネクター、アンテナ線、アース線の４つの配線で接続されているので、これらを外します。
外したデッキ。７年間お疲れさま。
取付キットに同梱されている取付金具をコンソールに取り付けます。
これを取り付けるには、1DINスペースの周りの部分を削ってやる必要がありました。コンソールパネルは軟質のプラスチックなので、カッターナイフで簡単に削ることができますが、削りすぎには要注意です。
金具は前面から押し込み、爪を折り曲げてガタつかないように固定します。
新しく装着するオーディオ本体に取付キットに同梱されている取付金具を装着します。
このキットの場合は、日産用のネジ穴に取り付けます。
側面と・・・、
背面に装着します。
JA11の車体側コネクターは、
・3Pコネクター（電源系）
・4Pコネクター（スピーカー系）
となってます。
ちなみに、車両側コネクターのロック部を上に、コネクター側からみると、以下のようになっています。
| 3Pコネクター | ||||||||||||||||||
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| 4Pコネクター | ||||||||||||||||||
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この他に、アースとアンテナも接続する必要があります。
新しいオーディオの配線に、変換コネクターを接続します。
接続キットがあれば、ここで楽ができます。
配線はコードがEIAJコードカラーで色分けされているし、スピーカーの＋／−もギボシのオス／メスで区別されているので、間違えようがありません。
接続キットにはリアスピーカー用に、さらにもう一つの4Pコネクターが同梱されていました。私のJA11にはリアスピーカーは無いのですが、将来どうなるかわからないので、一応変換コネクターだけは接続しておきました。フロントとリアの4Pコネクターは、オス／メスで区別されていますので注意。
車体側コネクタに変換コネクタを接続します。
接続キットがないのであれば、車両側をギボシに加工するなどして接続します。
4PＸ2個+3Pコネクターは、1つのコネクターに集約され、オーディオ本体に接続します。
配線の長さに余裕があれば、ここでオーディオ本体に接続できるのですが、あまり余裕がなかったので、オーディオを装着するときに、接続することにしました。
装着時に接続しやすいように、コネクターとアンテナの配線を引き出しておきます。
アース線はここで配線しておきます。
オーディオを前面から挿入すると、取付金具の爪でロックされます。
完全に押し込む前に、配線を接続し、以下を確認しておきます。
・配線が無理に折り曲げられたりしてないか？
・動作するか？
このMDデッキは、盗難防止のために、操作パネルが取り外せます。
押し込むときには、パネルを外しておけばパネルを破損する恐れがありません。
完全に押し込んだら、操作パネルも取り付けます。
オーディオ後部の取付金具と車体側を金具で固定します。
オーディオ前面の隙間を化粧パネルで隠して、完了。
PanasonicナビにはNAVI MUTEという配線があります。これはPanasonicオーディオと接続すると、ナビの音声案内時にオーディオをミュートしてくれるというものです。
MDX-C5300にも、SONYナビと接続すれば同じ目的で使える、ATTという配線があります。
で、いちかばちか、PanasonicナビとSONYオーディオの接続を試してみたのですが・・・結果は、『成功』でした。
ナビの音声案内時に、オーディオのディスプレイに『ATT.on』と表示され、ミュートされるようになりました。
音声案内がオーディオでかき消されないのはもちろんですが、音声入力するときにも、いちいちオーディオのボリュームを下げる必要がないので、予想以上に快適になりました。
ただ、ナビ側で『VICS情報受信時にも音声案内をする』設定になっているため、5分間隔の『FM多重でVICS情報を受信しました』の案内のたびにミュートされるのが、うっとうしいといえばうっとうしいですね。『ビープ音のみ』の案内に設定すれば良いのでしょうが、そうすると、今度はビーコンを受信してもビープ音のみになってしまい、図形情報を見逃してしまいそうだし・・・。
まぁ、当然ながら、この接続についての一切の保証はありませんが、このまま様子を見てみることにします。
ちなみに、両方とも端子がギボシのメスだったので、ギボシのオス〜オスの変換コードを作成し、接続しました。
MDというメディアが非常に気に入ってます。
小さいのに80分収録できるし、CDのようにディスクが剥き出しじゃないから扱いやすいし、カセットテープのように頭出しがかったるくないし、ディスクやトラックに名前を付けておけるし・・・。
ポータブルのMDを持っているのですが、よく音飛びしてしまいます。
MDX-C5300は10秒間音飛びガードメモリーを搭載しているせいか、今のところ皆無です。
まだ通勤で合計1時間程度しか使用していませんが、工事中の段差を通過する位では大丈夫なようです。
激しいクロカンではだめかも知れませんね。
どうでもいいけど、ゴジラみたいなキャラクターが動いてますな。
まぁ、こういうのも嫌いではないです。
個人的に電子ボリュームは好かんのですが、ダイヤル式なのでまだ許せます。
＋／−のボタン式は絶対に使えないだろうな・・・。
冒頭での155mm〜という記述は、どこかのメーカーのカタログにJA11の限界サイズとして、このような記述があった記憶を元にしました。
MDX-C5300は奥行きは185mmもあり、操作パネルを除き、配線部分のマージンをみて、取り付けに必要な奥行きを算出しても約172mmになってしまいます。
取り付ける前はこれだけが心配だったのですが、幸運なことにぎりぎり納まってくれました。
〜 あとは、まともなMD録音機材を買わないと・・・。録再ポータブルだけではねぇ・・・。 〜