| IN-DASH TVの取付 |
|---|
|
2000年5月、インダッシュTVを取り付けました。 ナビのモニタとして使ってた10年位前のモデルのSHARP製液晶TVがイってしまったため、YahooオークションでGetしたものです。 Jimny JA11のオーディオスペースは1DINで、既にMDX-C5300が取り付け済。で、今回はインパネを加工して埋め込む、という暴挙(?)に出ました。 それがしたくてインダッシュを選択した、という噂も・・・。 (2000/08/01 化粧パネルの取り付けについて追記しました。) |
-
（写真をクリックすると別ウィンドウに拡大表示します。）
- 取付け
- インダッシュTV到着
- インパネの加工
- 加工前のインパネ
- インパネの取り外し
- インパネ上部
- 灰皿奥
- エアコンパネル裏
- インパネ下部
- インパネの加工
- 配線
-
これらは、MDX-C5300を取り付けた際に使った、変換コネクタより取り出しました。
-
アンテナのイン・アウトがあるので、インにJimny本体のアンテナを、アウトからMDX-C5300のアンテナインを繋ぐ必要があります。Jimnyのアンテナのケーブルは短く、インパネ上部まで引き回す程の余裕がありません。また、VAC-404のアンテナアウト線も短いため、50cmのアンテナ延長ケーブルを２本使用し、接続しました。
また、VAC-404には、サブアンテナも接続できます。これは3.5mm径のミニプラグなので、以前テレビに使用していたアンテナを接続しました。
- 本体の設置
まず、お約束ですが、バッテリーのマイナス端子を外しておきましょう。
ADDZESTのVAC-404という、1992年位の4inch液晶モデルです。
落札の翌々日に、丁寧に梱包されて到着しました。
いきなり、インパネを加工します。
加工前はこんな感じでした。ウルトラマンダイナも住んでました。目をつけたのは赤い四角で囲んだスペース。コインホルダーと、純正オプションの傾斜計・高度計が収まっている場所です。傾斜計・高度計は、Jimny購入の際、カタログに載ってた写真で、イルミネーションがカッコ良かったから付けたのですが、案の定、役に立ったことはありませんでした。
インパネを外すには、上の写真の黄色い○の箇所のビスを外します。ビスの取り外し要領は以下の通りです。
左右１箇所ずつある、ビスカバーの中にビスがあります。ビスカバーは、マイナスドライバーでこじればすぐ取れますが、材質が柔らかいので、注意しないとこじった部分が変形してしまいます。
灰皿を引き出して外し、奥に見えるビスを外します。
Jimnyの車載工具のドライバーでは短く届かないため、長めのものを用意しましょう。
このビスを外し、灰皿の上部を覆っている遮熱板(?)が引き出しておきます。
エアコンの操作パネルの裏にもビスが隠れています。
まず、エアコン操作レバーのゴムのツマミを引っ張ってはずします。
↑の手順で、灰皿上の遮熱板(?)を手前に引き出すと、灰皿取り付け部から、エアコンパネルの裏側に指が届くようになります。エアコンパネルを裏から押すと簡単にパネルが外れます。
パネル裏に左右２本ずつビスがありますが、左右とも上側のビスを外します。
ここはビスが露出しているので分かりやすいです。
オーディオも外しておきます。
で、インパネを手前に引っ張れば、ガバッと取れます。
インパネは滅多に外さないでしょうから、この機会に、空調のダクト等の清掃をしておきました。
インパネの加工は、やや頑丈めなカッターナイフで行いました。Jimnyのインパネは素材が軟らかいプラスチックなので、結構簡単に加工できます。
インパネの裏から、目をつけた個所を４角くくり抜きます。穴を小さめに切り、後から微調整するのが基本ですね。
また、デフロスタの送風ダクトが邪魔で、奥行きが稼げなかったため、それも若干切除してしまいました。
ナビ等の配線に比べれば楽チンです。
【電源・ACC・イルミネーション】
切除したスペースは、1DIN+α分のサイズがあったため、ゴム材をインパネとVAC-404の間に挟み固定しました。家庭でドアストッパー用に使うゴムが結構お勧めかも。
奥行きも、デフロスタ・ダクトを切除したおかげで、かなり稼ぐことができ、本体のはみ出しは、ほんのわずかですみました。
金具等を使って固定できれば良いのですが、適当な方法が思いつかなかったので、とりあえずはパス。しかし、両側のデフロスタ・ダクトの切除した切り欠きにキッチリと挟まれ、結構しっかりと保持されています。
使わないときはこんな感じ。
左側に見えるのが、今まで使用していたTVです。
で、使用中はこんな感じ。
あとは、汎用の化粧パネルをつかって、隙間を目隠しでもしようと思っていますが、今のままでも実用上は問題ないので、ずっと先に作業することになるでしょう。
(2000年8月1日追記)
というわけで、ようやく化粧パネルも装着しました。
汎用品の化粧パネルがいろいろなメーカから\800程度で発売されています。私はKENWOODのフィッティングパネル・SA-18というものを購入しました。
現物合わせで、だいたいの寸法を測ったら、失敗しないために、紙で型紙を作ってみるとよいでしょう。
型紙のサイズで問題ないことを確認したら、同じサイズにパネルを切り出すだけです。パネルの加工はカッターナイフで行えます。
装着前。家庭用ドアストッパーゴムが丸見えでカッコ悪い。
で、装着後。かなりスッキリとしたし、隙間からホコリや小物類が入ってしまうのも防止できます。
- インダッシュ
- 使わないときには格納しておけるので、すっきりする。
- 通常、センターに付くので運転中も見やすい。
- 駐車時にも目立たないため、いたずらされにくい。
- 取り付け可能な車種が限定されてしまう。
（前方や上方に障害物の無く、出来れば高い位置に1DINスペースが必要）
- ナビのモニタとして
- テレビとして
オンダッシュに比較して、インダッシュの利点には以下のようなものがあります。
|
|
|
|
今回は、この制限を『無ければ作ってしまえ！』の精神でクリアすべく、インパネ切除を行ったわけですが、自分にとってはかなり勇気のいる作業でした。結果、素人仕事の出来映えとしては、大変満足しています。やっぱり、やってみなくては何も始まりませんからね・・・。
DVD-2020は7inchワイドが標準なので、4inchというサイズはつらいと言えばつらいです。でも、地図上の文字も見えるし、あまり不自由はしていません。これが限界サイズというところでしょうか。
はっきり言って、テレビの受信については、どうでも良かったのですが、思いのほか良く映ってくれました。アンテナはラジオ用のものを使っているのですが、かなり受信状態は良いです。余計なアンテナを付けなくてもよいのはありがたいです。