補助灯の交換

2001年5月、補助灯を交換しました。
今まで使っていたPIAAの補助灯は、このような不満点がありました。
  • Jimnyには、いささか大きい。
  • H4タイプだが、Hi/Low共にドライビングランプの配光のため、クロカンステージでは使いにくい。
まぁ、安く入手できたし、さほど切実な問題でもなかったので、6年程使ってきたのですが、配線のプラスチックのカプラー部分が劣化してきたり、そろそろ何らかの手を打とうか、としていたところでした。
そこへ目に付いたのが、CIBIE MINI OSCAR H4が\9,800、という叩き売りの広告。
すぐ売り切れだろう、と、半ばあきらめつつ店に行ったところ、残りは3個。
速攻でGetしてきました。

(2001/05/19 リレー&ハーネスの交換について追記しました。)


    (写真をクリックすると別ウィンドウに拡大表示します。)

  1. 今まで使ってきた、PIAAのH4補助灯。
    PIAAの補助灯  型番は失念。
     好みもあるでしょうが、このサイズは、ちょっと大きすぎるかな…と。
     車に取り付けた状態で、ヘッドライトよりも上に出てしまうし、バンパー先端より前にも出てしまう。さらには、グリルにも接触しそう、という状態でした。

  2. CIBIE MINI OSCAR H4
    MINI OSCAR H4パッケージ  ひそかに、これいいな、と思いつづけていたモデル。
     ランプ2灯/リレー&ハーネス/リモコンスイッチ/ストーンガードがセットになってます。

    • ランプ本体
      ランプ本体  アルミボディ。リム部分は、メッキになってます。
       外径:156mm/奥行:91mmです。

    • リモコンスイッチ/リレー&ハーネス
      リモコンスイッチ  電波リモコン式なので、車内配線不要!とうたってますが、これは、私にとって不要な装備。全く誤作動がないとはいえないだろうし、リモコンの電池切れとかも不安要素。こんな、信頼性のおけないシステムはいらない。
       だいたい、この大きさと形状では、手探りで操作もできない。
       また、リレーユニットも、リモコンの受信部を含んだものになってしまっているので、付属の配線関係は、一切使わず、これまでのPIAAのハーネスを流用することにしました。

  3. 取付け
     ランプ本体からの配線コードは、平形端子×2本とギボシ端子×1本。一方、流用するPIAAのハーネス側は、3極カプラーとなってます。
     PIAAのカプラーは年月を経て劣化していたので、新しく3極カプラーを用意して、接続しました。
    メーカー 品番 品名 購入価格 数量
    エーモン 1123 カプラー3極(ロック式) \180 2

    【配線TIPS】
     私のJA11には、純正フォグランプがついていたのですが、PIAAの補助灯をつけるときに、スイッチ周りをひと工夫してます。
     元々、PIAAの補助灯に付属していた、パッシング機能までついた専用スイッチを使っていたのですが、すぐに壊れてしまいました。で、修理する際に、使いやすいやり方を考えた結果が今の配線です。

    スイッチ  まず、補助灯のON/OFFを切り換えるメインスイッチには、純正フォグのスイッチを流用しています。せっかく、使いやすい位置に初めからスイッチが用意されている(しかもパイロットランプ付き)のですから、使わない手はないでしょう。
     そして、H4タイプの場合には、メインスイッチの他に、Hi/Lowの切替スイッチが必要になります。
     私の場合は、純正フォグのスイッチの横にある、スイッチ増設用の部分に、ON-ON切換スイッチを設置してます。インパネの、スイッチ増設エリアの四角い枠を、カッターナイフで切り取り、スイッチをはめ込むだけなのですが、確か、トヨタ純正サイズのスイッチが、ピッタリサイズだったと思います。


      配線を図で表すと下のようになります。
    配線図
    • MINI OSCARのリレーユニットは、リモコンスイッチ専用なので、スイッチ側の配線は存在しません。PIAAのリレーユニットを使うとこうなります、という図です。
    • スイッチ側配線で、リレーユニットから(+)線が出ていますが、これは、スモールランプの(+)線からの電流が流れます。純正フォグのスイッチは、初めからスモールランプの(+)線に接続されていますので、あえて接続する必要はありません。ついでに言うと、リレーユニットからスモールランプの(+)線への接続も必要ない、ということになります。


     ちなみに、昔乗っていたパルサーにH3の補助灯を付けていた時には、ON-OFF-ON切換スイッチを使用して、
      ・スモールランプと連動してON
      ・OFF
      ・ヘッドライトのHiビームと連動してON
     となるように配線していましたが、これもなかなか便利でした。
     Hiビーム連動にしておけば、対向車に対して最低限のマナーを守れるし、ヘッドライトのパッシングと補助灯が連動するので、よりアピールできるし…。

  4. インプレッション
    • サイズについて
      サイズの比較  片側だけ交換して、サイズを較べてみました。
       やはり、較べてしまうと、PIAAの方は巨大に思えてしまいます。実物は、厚みもかなりあるので、相当な圧迫感があります。
       今回の交換で、補助灯がヘッドライトの上面より上に出なくなったし、バンパーより前にも出なくなったし、グリルとの間隔も十分とれるようになった、と、サイズ面ではいいことずくめでした。
       また、微々たるものですが、軽量化も図れましたね。

    • 配光について
       やはり、フォグとドライビングの切換は使いやすいです。
       が、外径が小さいせいか、フォグの配光は予想していたような、ワイドな感じではありませんでした。以前、テラノで使っていた、SUPER OSCARは、非常にワイドな配光で、とても使いやすいものでした。その印象が忘れられず、CIBIEにこだわっていたのですが…。
       と、ここで、問題が発生。
       Hi側が、異様に暗いのです。
       ボーっと点く感じで、ランプ自体の性能云々の話ではないことは明らかです。また、両側とも同様なので、ランプのカプラーの接触不良等でもなさそうです。多分、長年使ってきた、PIAAのリレー&ハーネスのどこかが劣化しているのでしょう。

    というわけで、見た目はすっきりして満足しましたが、また一つ課題が増えてしまいました。

    …つづく…(記 2001/05/10)

  5. リレー&ハーネスの交換(2001/05/19)
     PIAAのリレー&ハーネスを、テスターで色々と調べたのですが、リレーからランプ側のハーネス自体には、まったく問題は見うけられませんでした。リレー自体の問題かもしれません。でも、Hi/Lowともに、ランプにかかる電圧は問題ありませんでした。

     とり急ぎ、使える状態にしたかったので、MINI OSCARのリレー&ハーネスで組むことにしました。
     結果として、問題は解決されました。

     リモコンスイッチについて、上でボロクソに書いたのですが、実際に使ってみると、以外と便利かもしれません。
     リモコンスイッチは、ベルクロテープでインパネに付けるようになっているのですが、これはすなわち、簡単に取り外し可能。車体からそう離れなければ、スイッチを持ち出して操作できるということです。
     光軸調整のときに、これが便利なこと!
     オフロード等で遊んでるときにも、リモコンならではの使い方があるかもしれませんね。

     とりあえず、Hi側が暗いという問題は解決しました。

     うーん、リモコンスイッチも、闇雲に否定すべではないのかな・・・と心が揺らいでます。
     でも、やはり、操作に対して反応が鈍いことがありますね。
     まぁ、しばらく使い勝手の様子を見て、やはり問題があるようだったら、自分で好きなようにリレー&ハーネスを組み上げようと思ってます。

    …特筆すべきことが出来たら、レポートします。(記 2001/05/21)