| プロペラシャフト・ブーツの交換 |
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| 2003年5月2日、満10年の車検を控え、プロペラシャフトのブーツを交換しました。 |
- 破れたブーツ
- 用意したもの
- プラスチックハンマー
- グリスガン
- ブーツ
- 交換
- シャフトとフランジの切り離し
- ブーツの交換
- 組付け
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| フロント | リア |
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だいぶ前から破れに気づいていたのですが、なかなか手をつけられず、グリスを継ぎ足しながらごまかしてきました。
当然ながら、ペラの回転による遠心力でグリスが飛び散ってます…。
プロペラシャフトとフランジは、固着していることが多いと思います。プラスチックハンマーは必要でしょう。
ユニバーサルジョイント付近にあるグリスニップルからグリスを注入するのには、グリスガンが必要。
| 品番 | 27153-83001 |
|---|---|
| 品名 | ブーツ，プロペラシャフト |
| 数 | 2 |
| 金額 | \290×2 (2002.8現在) |
シャフトとフランジの合わせ位置は、元通りにしなくてもいいのかもしれませんが、後でトラブルの種になるのもいやなので、合わせ位置をマーキングしておきました。シャフトとフランジは、4本のボルトで固定されています。
ボルトはロック剤も使われ、かなりきつく締ってます。CRC等をしっかりと浸透させてから作業を行った方が良いでしょう。
で、ボルトは回ってくれたのですが…、次なる難関が発生。
シャフトとフランジががっちり固着してしまっているのです。30分位、車の下で格闘していたのですが、どんなに引っ張っても、プラハンで叩いても、外れてくれませんでした。
ここで役に立ったのが、このバール。こんなこともあろうかと、工具箱に入れておいてよかった！
この写真のように、支点：フランジ／作用点：ユニバーサルジョイントとなるようにこじると、簡単に切り離すことができました。
とはいえ、最初からバールでこじってもうまくいかず、プラハンで数回衝撃を与えてからバールでこじる、というやり方が一番スムーズでした。
ブーツの交換は、シャフトの片側をフランジから切り離せば行えますが、どうせやるならシャフトのブレ点検もしておこう、ということで両側を切り離しました。手で回転させてみて、目視でブレを点検・・・なし。OK！
で、本題のブーツ交換。
ブーツを交換するには、スプライン／ヨークを分離します。ここは、合わせ位置がずれると異音の原因になるので、マーキングが必要です。
スプライン／ヨークを分離したら、古いグリスをきれいに拭い、キズなどがないかを確認しておきました。これもOK！
新しいブーツを傷つけないように、スプラインにグリスを塗布してから、ブーツをはめ、マーキング通りに、スプライン／ヨークを組付けます。このとき、ブーツの隙間からグリスが飛び散る可能性があるので、注意した方がいいです。
元通りに車体にシャフトを組付け、ユニバーサルジョイントのニップルからグリスを注入すれば完了です。このときに、ブーツの中に余計な空気が溜まってくるので、ブーツの端をつまんで、抜いておきます。
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途中から写真がないのでお気づきでしょうが、手先がグリスまみれになってしまいました。ツナギ着用で臨んで正解でした。 ジムニーのプロペラシャフトブーツは破れやすい、という話をよく聞きます。特に、サスチューンを施して良くストロークするようになった車は、プロペラシャフトもよく伸縮する、ということなので、より切れやすいでしょう。 定期的に、下回りの確認をしなければいけませんね…。 (記 2003/05/04)
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